pwmweb

Les Baxter / Que Mango!

Les Baxter / Que Mango!
LP (1970) Family - SFR-AL 615

01. Que Mango!
02. Tropicando
03. On A Warm Night
04. Flight In The Andes
05. Felicia, My Love
06. Affair In Arruba
07. Jungle Montuno
08. Soolaimon
09. Boca Chica
10. Come Back To Paradise
11. Night In Buenos Aires
12. Morning On The Meadow

with 101 Strings

エキゾチック･サウンドの巨匠、レス・バクスターと101ストリングスとの共演盤。1970年ロンドン録音。ノリにノッていた時期のレス・バクスターに重厚なストリングスとグルーヴィな演奏が彩りを添えています。特に「Boca Chica」は、何度聴いても胸をかきむしられるほどの大名曲。ピチカート・ファイヴの「トウキョウ・モナムール」という曲にも多大なる影響を与えているはず。素晴らしすぎます！

Claude Bolling / Joue Irving Berlin "I Love A Piano"

Claude Bolling / Joue Irving Berlin "I Love A Piano"
LP (196?) PHILIPS - 844 975 BY

フランスのジャズ・ピアニスト／アレンジャーのクロード・ボランが名作曲家アーヴィング・バーリンのナンバーをカヴァーしたアルバム。意外にリズムの立ったジャズやラテンの演奏が目立ちます。グルーヴ溢れるジャズ「Cheek To Cheek」「Let Yourself Go」、ブラジル音楽の影響を受けた「No Strings」など、時々ハッとする瞬間に出会えます。ジャケットも良い。

青葉市子 / 檻髪

青葉市子 / 檻髪
CD (2011) 東雲録音 - ROTL-002

01. 少女と檻
02. 灰色の日
03. パッチワーク
04. レースのむこう
05. つよくなる
06. おもいでカフェ
07. 日時計
08. 繙く風

青葉市子の最新作。デビュー作では何にも染まっていない真っ白なジャケットでしたが、セカンドでは少しだけ色がついている。中身のほうも一作目を踏襲した内容ですが、よりポップで柔らかな曲が入っている印象がある。「おもいでカフェ」とか、ケニー・ランキンの「Haven't We Met」にも似た曲調で。安易にボサノヴァとかやらないでほしいなぁ...とか勝手な思い入れですが。まあ、とにかく良いです。

ICHIKO AOBA / 青葉市子

青葉市子 / 剃刀乙女

青葉市子 / 剃刀乙女
CD (2010) 東雲録音 - ROTL-001

01. 不和リン
02. ココロノセカイ
03. ポシェットのおうた
04. 重たい睫毛
05. 路標
06. 光蜥蜴
07. 遠いあこがれ
08. 腸髪のサーカス

青葉市子のデビュー作を聴いて「ピュア」という言葉を連想した。真っ白なCDジャケット、口から零れた歌声の粒がキラキラと昇華されるようなヴォイス、そして爪弾かれるアコースティックギター。音楽マニアの方はこういう音楽を「アシッドフォーク」とか言うのかもしれないけど、本人はそういうのまったく意識していないのだろう。ひとつだけ残念なのは、CDに封入されている本人作の絵本が音楽の世界観を台無しにしていることです（僕にとっては）。

ICHIKO AOBA / 青葉市子

Serge Gainsbourg / Le Pacha

Serge Gainsbourg / Le Pacha
SP (1968) PHILIPS - 370.627

1. Psychastenie
2. Requiem Pour Un C...

今日3月2日はセルジュ・ゲンスブールの命日です。20周忌。これは映画『Le Pacha』のサントラシングル。去年VADIMからリイシューされましたね。下は映画からの映像のようですが、イントロのブレイクから身震いするほど格好良いです。R.I.P.